直角三角形のパターンから構成され、六角形に折り畳むことができる132 5. ISSEY MIYAKEの「GRID WOOL」。折り紙から出発したというこの服は、着ることで、身体の曲線と服の構造線が出会い、予想外の新たなシルエットが生まれる。平面から立体への変化。三角形から生まれる思いがけない形。その魅力を伝えるため、この立体(もしくは平面)は、実際の服に使われたパターンを5.5倍に大きくし、自由に形が変えられるよう制作されている。

不安定な構造だが、ある形になるとバランスを保ち、自立する。自立する形を探すのはとても発見的な体験であるが、この服を着る瞬間もきっと同じなのだろう。小さな折り紙から出発し、服となり、より大きな空間への可能性を私たちに思わせてくれる。(中村竜治)















概要

タイトル:ダンボールの家
用途 :「132 5.ISSEY MIYAKE」の「GRID WOOL」のためのインスタレーション
会場 :ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / GINZA、東京都中央区銀座4–4–5 1階 ELTTOB TEP ISSEY MIYAKE / SEMBA、大阪市中央区南船場4–11–28 1階
期間 :2014年10月2日(木)〜2014年10月31日(金)11:00〜20:00
主催 :ISSEY MIYAKE INC.
設計 :中村竜治建築設計事務所
製作 :タカムラ産業
素材 :ダンボール(シングル)