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Perspective

門脇耕三による『銀座夏野Rblg』(設計:TNA)へのレビュー「都市を反転する」

武井誠と鍋島千恵のユニットであるTNAが、銀座でビルを設計していることを知ったのは2009年の夏のこと。『GA JAPAN』誌上での計画案の紹介記事★1を読んだのであるが、その印象があまりに鮮烈だったから、このプロジェクトには個人的にずっと関心を持ち続けてきた。

村山徹(ムトカ建築事務所)による『始めの屋根』(設計:増田信吾+大坪克亘)へのレビュー「強度をもってして、あたかも始めからそこにあったかのように建築を置くこと」

「今、基礎つくってるんすよ」と、躯体の窓の見学会後の飲み会で増田くんがうれしそうに言っていたのが3年前。それがリビングプールとして発表されて、次は「屋根つくってるんすよ」と得意げに言う増田くん。これまで建築のある部位だけを攻めてきた増田大坪。もはやこれは、確信犯と言っていいだろう。

山道拓人(ツバメアーキテクツ)による『綾瀬の基板工場』(設計:AHA)のレビュー「福祉発、アルゴリズム経由、建築論」

建築を批評する際、設計をした建築家がどのようなフレームで世界を認識しているかを知ることが重要だと最近思う。そのフレームをかたちづくる要素の一つに、建築家の経由点というものがある。プロジェクトとして経験したビルディングタイプに内在する文法が、その後の設計に強い影響を与えるということがあるからだ。